2002.09.21

修行!筑波山に登れ!

え〜今回はお約束申し上げた通り、我らの山田が当店名物の“修行”に出かけました。
過去2度の失敗という汚名を挽回するべく、筑波山を往復する115kmの道のりを
自転車で走破するという、本人の宣言です。それではいざ出陣!

あらすじ…
高橋の自転車通勤に、何故か刺激を受けてしまった「山田 勉」はマウンテンバイクを購入。
軽いノリで筑波山を目指すが、あまりの過激さに仰天!坂を登ることも出来ず、押しが入る。
結局足を痛め、片足を引きずるようにやっとの思いでご帰還。ノックダウン。
2度目は真壁側から登るが、これも早々に押しが入りまたもや失神。
迎えの車に乗り込み強制送還。みじめな結末をむかえた。
そして、時折集中的に20km程度を乗り込んで練習を重ね、3度目の挑戦の日がやってきた…。

「オス!山田っす!やっつけてやる〜!」
訳のわからない言葉を発する挑戦者。

今回はカッコから入らせてもらいます。
「店長!目立つヤツかして頂戴!」
よ〜し。決まった…。

ほんじゃまあ、行って来るゾ!
まずはお決まりのコースです。
取手〜土浦…一般道
ココから筑波山まで、りんりんロード。

何度来てもワクワクする道だぜ。

やっぱりココは走りやすい。
快適そのもの!

…今のところ快調らしい。
りんりんロード沿いに1件のみの
コンビニにて補給食と水を調達。

本人「りんごソーダ」などを仕入れ、
なんとも余裕を見せる。
まだまだたいした事ない…って感じ。

今日はリュックも背負わず、なるべく
軽量化してきました。
「ひゃっほ〜」
山並みが迫ってきたぜ!

絶好のサイクリング日和ですな!
真夏とは違って、風が爽やかです。

まだまだ余裕の様子。

40km走行。
「ん?ちょっと動きがおかしいぞ?」
後ろから付いてきた高橋が気付く。

早めに対策を講じなければ…。
まず冷えから膝を守るように、
ニーウォーマーの装着を勧める。

身体は暑くても、風を受ける部分は
意外と冷えるのです。
小田城跡の部分だけ、自転車道が
迂回しています。
何か城跡に関係深いものが残されて
いる様子です。

以前来た時は、こんな看板はなかった。
もう一度よく読んでみたいです。

山田は先へ行ってしまいました。
ここが「小田城跡」。

上に登ると石碑が立っています。

もっとよく見てみたいのですが、
山田の後を追わなければなりません。

今度、妻とでも来てみようか…。
どうやら尻に痛みが出たらしい。
こればかりは慣れですから…。

と思ったら筋肉も伸ばし始めた。

う〜ん。これは結構疲労が溜まって
来た様子だな〜。

筑波山を見上げる山田修行僧。

「りんりんロード桜並木発祥の地、石碑」

なんと、全長40kmに渡るこの道の
両側に桜並木を作る、壮大な計画が
あるのです。

まだ苗木の状態で、
植えてあるのもごく一部ですが、
この木が育った暁には物凄い桜の
トンネルが出来るのでしょう…。

一本一本に寄付した人の名前が
記されています。きっといつの日か
自分の桜の木の下で、お花見を
するのでしょうね。

この苗木たちが大きく育ち、花を
咲かせたところを想像してみて下さい。
鳥肌が立ちませんか?
さあ、一方の山田は…
かなり疲労が溜まった模様。

どうやら、痛い尻をかばっての走行が
他の筋肉にダメージを与えたらしく、
筑波山のふもとで、30分程休憩。

帰るか?の問いに、
あいまいな返答。

これはまずい。またもや失敗か?
いや、あきらめなかった!

それでこそ修行!
一心不乱に登り始めるその姿は、
鬼気迫るものがあった。

ゆっくりではあるが、確実に
登っていくのだ!
もう既に50kmも走行してきた足が
どうにも言うことを利かない様子。

「ようこそ筑波山へ」の看板が
重くのしかかる。

頑張れ!山田!
嗚呼…。

3分の1を登った時点で、押しが入った。

残念ながら、パーフェクト走行は
なくなった…。

下を向き、発する言葉もなく
ただ歩くのみ…。
まあ何とか登ってきた訳です。

ここでお得意の、温泉入浴でござる。

ゆっくり休んで、あと半分帰り道を
頑張らなければなりません。

残念ながら、入浴シーンは
ありません。(いらん!)
帰りは、もうダラダラと…。
ふざけ乗りしちゃ〜笑っちゃった。

(右)高橋の秘技「ほおずえだらけ運転」
よいこの皆は真似しないでね。
何とか戻ってきたぞ!

ちょっとダメージはあるものの、
坂で無理をしない作戦が効いて、
無事ご帰還!

このあと、山田は自宅まで自走。
合計115kmを完走したのであった。

まあ、100点とはいかないものの
この走行距離は、そう簡単には
こなせない。お疲れ様!
とりあえず目標完遂!